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ゲレンデ遊び・雪遊び・がっつりカーヴ
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しばしサボってしまったので、ちょい古い話題から、
一気書き込みするかな。。。



世間的には、スノーシーズンは長くてもゴールデンウィークまで。
それを過ぎたら、山岳派のみの世界。
かと思いきや、ここに来ればふつーのゲレンデ派もまだ楽しめる。

志賀高原の端、長野と群馬の堺。
フォーイースター渋峠。

はじめて来たのは、何年前だろう。
ツヴェートさんが白樺湖に居た頃だ。
ラリー友達の石崎君が、山歩きが高じてテレマーク・スキーを
はじめたと言うので、それだったら良いコーチが居るよ~
なんてことで、ツヴェートさんを紹介したところ、一緒に連れて
こられたのだ。

なんかえらいへんぴな場所の、小さな廃れたスキー場。
昭和初期かみたいな、時代に取り残された雰囲気。
えらくカルチャーショックを受けた。

で、私にとっては最初で最後のテレマーク挑戦が、ここだった。
ありゃムズい。頭でわかっていても、体は拒否する。
アルペンと足が逆になるから、アルペンを殆ど経験していない
石崎君はすんなり上達するのに、私の体は拒否して終わってた。

それから数年経ち、白樺湖のシーズンで終わっていた私が、
しぶとく遠征してまで滑るようになると、あのときの渋峠を
思い出し、ついに行くようになっていた。

小倉久寛(Kiyさんでわない)みたいな感じの社長だった。
一見怖そうで、モサッとしたオジサンが、自らリフト券を販売
していた。続けざまに行くと、リフト料金をまけてくれた。
「また来てくれるよね」と、いつも言っていた。

何度か行くと、常連の中高年が多いことも知る。
おじさんスキーヤーに、「よく来てるね」なんて声を掛けられる
のも、普通の光景になった。
そんな常連さんと社長さんを囲み、昔話もいっぱい聞かされた
ものだった。
社長に頼まれて、事務所のパソコンをいじったことも数度。
IT化の進んだ志賀高原にあって、渋峠の社長は全くそーゆー
ノリじゃなかったから、客を捕まえては相談していたから

ここは、言うなれば民宿みたいなスキー場だった。

お洒落でも、便利でも、ゲレンデが良いわけでもなく、
5月には雪はベトベト、これ以上無いと言う汚れようだし、
下旬になるとあっちこっちハゲてきて、しまいにゃゲレンデの
途中で板を外して草の中を徒歩なんてこともあった。
そんでも、独特のまったりムードが癖になり、また社長も
社長で、徒歩になろうと滑れるところがある限り、6月上旬
までは気分でゲレンデを営業していた。
予定は未定、気分だった。。。

080512_shibu8.jpg

5月12日。
Sのさんと渋峠。


昨シーズンから、社長が退いて、背中合わせの横手山スキー場に
ここは吸収された。
渋峠のセンターハウスとも言うべく(実際そんな洒落たものじゃない)
渋峠ロッジは閉鎖された。
…せっかくウォシュレットになったのにな。

リフトも、それまでシーズンの終わりまで動かしていたクワッドリフト
(これだけは志賀らしく立派)が、運行されなくなった。
横手運営だから、横手につながる超ボロくて遅いペアリフト主体に
考えているのか、これ一基のみの運行だ。

またこのリフトが最悪で、渋峠で滑るためには途中駅で降りる
ことになるのだが、この降り場のスロープが、遊園地のアトラ
クションかと思うような急坂。
更に悪いことに、今年この降り場の係りのオヤジが、よっぽど
仕事嫌いなのか、スノーボーダーを見ると「足を付くな、穴が
開くじゃないか」とモンク言う。そのような行為をしているいないに
関わらず、その台詞。人の降りる様子なんか、ちっとも見ては
いないから。
そもそも、降り場を客が安全に使うことができるように整備するのが
仕事だろうに、モンク言うだけ言って、しまいにゃ自分の仕事を
はしょるために、急坂に硫安撒いてカッチカチに凍らせる。

横手のサイトに索道の安全への取り組みがなんちゃらとか書いて
あるけど、現実やってることは全く逆。

ゲレンデは、朝整備もしてなくて、点検もせずにリフトを動かしはじめ、
そのまま客を乗せて滑らせる。
そのうち、営業中に、客が滑る中でピステンがてきとーに仕事をする。

呆れた光景だ。

まぁそんでも滑りたいから行くけど、最悪従業員に気分悪いことしきり。


080512_shibu5.jpg

客も少なく、まったりした平日。
なぜか試乗会をやっていた。

地元長野産の木材を使ってボードを作っていると言う。
その青年たちの熱い思いを語られて、つい試乗している
Sのさん…ハードブーツなんだけどね。

GREEN LAB
http://www.ued.janis.or.jp/~greenlab/

私だったら、急にフリスタ板なんか乗ったら、幅が広すぎて
ベニヤ板を足に付けてる感覚で、滑れたもんじゃない。

けどこのサイボーグは、何に乗ってもいつも通りに滑っちゃう。

これまた唖然とした。


080512_shibur7.jpg

帰り道。
草津方面へと降りていく。

雲の上のドライブ。

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